サフランは乾燥スパイスとは言っても、生鮮食品であると弊社は考えています。
そのために過剰在庫を抱えず、こまめな仕入れを心がけています。
私共が扱うサフランは、無農薬オーガニック農法で作られています。
生産者様たちを大切にそして誇りに思っています。常にフェアトレードなお取引をさせていただき、お支払いした金額が農家産の手に渡る売買をしています。
サフランというとても小さな農作物が世界平和を生み出す大きな力を秘めていると感じています。子供達の屈託のない笑顔の未来がいつまでも続くよう、
全力でサフランに関わって参ります。
サフランは8月に球茎(球根に似ていますが、ちょっと違うんです)から発芽させる作業が始まります。
それから約2ヶ月しか経たない間に紫色の美しいグラデーションの花が咲きます。
葉はその後に育ってくるので、ちょうど桜が開花している時のように、緑色に埋もれた姿ではなく、
畑一面がサフランの絨毯が敷かれたような情景が広がります。
そして、桜が散るのが早いように、サフランも10月末から11月初旬までの期間、
約2週間で開花時期を終えます。
サフランの摘果時期はこの2週間です。
しかも花を摘むのは朝日が上がる前から早朝にかけての約3時間程度。
この時間内に摘み取り作業が行われます。
トップ画像にスライドで掲載している手作業での農法が最も一般的です。
ただ、中々情勢が伝わってこないサフラン市場95%以上を誇るイランでは、
ほぼ全ての工程が機械化されています。
サフランは、スパイスの女王、スパイスのゴールドと呼ばれていますが、近年の金の価格の上昇と同様にサフランも毎年金額が高騰しています。お寿司屋さんの「時価」という表記と同じようにサフランの価格もリアルタイムで変動しています。
価格の見積もりなどはお問い合わせフォームよりお伝えください。